ピアプロ企画班です
現在カラオケ配信とキャラクター利用ガイドラインについて、現状の問題点を改善するための取り組みをおこなっておりますので、ご紹介いたします。
■カラオケ配信
現状のカラオケ配信方式では、楽曲の著作権をJASRAC等の管理団体に信託しないと著作権使用料の徴収が難しい構造になっている為、多くのVOCALOID楽曲のように無信託の場合クリエイター様はカラオケ配信において無償で楽曲を提供せざるを得ない、という状況が続いてきました。
この状況があんまりなので、弊社ではこれを何とか改善できればと思い、随分と前からカラオケ業者様とお話し合いを続けて参りました。その結果、少し違った方法を使ってクリエイター様に利益還元をする提案が、何とか受け入れられそうになって参りましたので報告させていただきます。詳細が決定次第また報告させていただきますのでよろしくお願いいたします。
■キャラクター利用ガイドライン
また、キャラクター利用のガイドラインにつきましては、現在記述を分かりやすく書き直す作業をおこなっております。本ガイドラインの文章は約1年前に設定したものでありますが、今日のCGMムーブメントにおいて当時は想定していない利用方法が次々と生み出されてくる中で、こういったケースはOKですか?NGですか?といったご質問をいただくことも多くなりました。 また、現状のガイドラインはCVシリーズを対象とする書き方になっているために、それ以前のMEIKO/KAITOの取り扱いが分かりづらい状態になっておりました。
現在、上記のカラオケやダウンロード販売などCGM発の作品がより多くの人のもとに届くような流れも生まれてきており、そういった中で弊社キャラクターを、より良く活用いただけるようなガイドラインとする必要がありました。
そのため、現行のガイドラインの主旨はそのままに、その後さまざまな形態でキャラクターを利用いただいている現状に即した形で、弊社の業務上どうしても必要となる権利以外はできるだけ自由とし、より不安なく積極的にキャラクターをご使用頂けるような記述にしたいと考えております。また、堅苦しい文面ではございますが、利用範囲について詳細に記述した文書も別途ご用意する予定です。
本件につきましても、もう少し具体化いたしましたら、ブログ等にて続報を書かせていただきたいと思います。